2017年の「キャリアウーマン」ネタで日本中を席巻し、社会現象となったお笑いコンビ(トリオ)「ブルゾンちえみ with b」。当時、35億というフレーズや、両脇を固める「ブリリアン」を引き連れた独特のスタイルは、多くのモノマネを生むなど絶大なインパクトを残しました。しかし、その後ブルゾンちえみさんは所属事務所を退所し、海外留学を経て「藤原史織」として新たな表現の場へ移行しています。
本記事では、大ブレイクを果たしたキャリアの経緯から、消えたと言われた真相、そして2026年現在のリアルな活動実態までを徹底的に紐解きます。
ブルゾンちえみ with bの大ブレイクと「キャリアウーマン」誕生の背景

ブルゾンちえみさんが世に出るきっかけとなったのは、2017年の新春番組やバラエティでのブレイクでした。「35億」という強烈なインパクトを持つ数字と、海外のキャリアウーマンを思わせるモードなメイク、そして後ろで無言でポーズをキープする「with b」ことお笑いコンビ・ブリリアン(ダイキ、コージ)を従えた演出は、瞬く間に茶の間の心を掴みました。
このネタのヒットの背景には、単なる一発屋的な面白さだけでなく、働く女性に対する肯定やエンパワーメントのメッセージが込められていた点が挙げられます。特に「オンナに生まれてよかった!」という決め台詞は、多くの働く女性や学生から熱狂的な支持を集め、流行語大賞にノミネートされるほどの社会的影響力を持ちました。
ブリリアンの現在地とそれぞれのその後の歩み
ブルゾンちえみさんを語る上で欠かせないのが、両脇を支えた「with b」の存在です。彼らブリリアンは、ブルゾンさんの背後に立ち、クールな表情と肉体美でネタを引き立てる重要な役割を果たしていました。
グループの活動休止後、メンバーはそれぞれ異なる道を歩んでいます。コージさんはアメリカンフットボールの選手として活躍したのち、タレントや俳優として活動を再開。ダイキさんも新たなビジネスや表現活動に挑戦するなど、お笑いという枠を超えてそれぞれの才能を発揮しています。
【活動年表】ブルゾンちえみ with bから藤原史織への軌跡
大ブレイクから現在に至るまでの変遷を、主要なトピックとともに整理します。
| 時期 | 主な出来事・活動内容 | 備考・補足 |
|---|---|---|
| 2017年 | 「キャリアウーマン」ネタでブレイク、流行語大賞トップ10入 | 日本テレビ系番組などで引っ張りだことなる |
| 2018年〜2019年 | 『24時間テレビ』のマラソンランナーを務めるなど多忙を極める | タレント・女優としても活動の幅を広げる |
| 2020年3月 | 事務所を退所し、芸人を引退することを発表 | イタリアへの留学を視野に入れ、新しい挑戦を決意 |
| 2020年4月〜 | 「藤原史織」として活動開始、YouTubeやポッドキャストを開設 | 環境問題、ジェンダー、アートなどの発信を本格化 |
| 2026年現在 | 表現者・クリエイターとして、独自のスタンスでメディアやSNSを発信 | 公私のバランスを大切にした持続的な活動を展開 |
「消えた」と言われた理由と、海外留学・改名の真実
テレビの露出が急減したことから、ネット上では「消えた」「見かけなくなった」といった噂が流れることがありました。しかし、これはメディアから姿を消したわけではなく、本人の意思による明確なキャリアの転換でした。
2020年の事務所退所時、彼女はかねてより憧れていたイタリアへの留学を計画していましたが、世界的な社会情勢の変化により渡航が困難になるなど、直面した困難の中でも自身の表現方法を模索し続けました。芸名という看板を下ろし、「藤原史織」として再出発した背景には、テレビタレントとしての消費される構造から抜け出し、一人の表現者・クリエイターとして自立したいという強い思いがありました。
2026年現在のリアルな活動実態と評価
2026年現在、藤原史織さんはテレビのバラエティ番組の第一線からは離れているものの、自身の公式SNS、音声メディア、執筆活動などを通じて、独自の視点を発信し続けています。
環境問題やサステナビリティ、ジェンダーロールに対する真摯な向き合い方は、かつてのファンだけでなく、新たな層からも支持を集めています。かつての「ブルゾンちえみ」という強力なキャラクターのイメージをあえて手放し、自分の言葉で表現を続けるその姿勢は、メディアや業界関係者からも「ブレない生き方」として高く評価されています。
【ブルゾンちえみ with b】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ブルゾンちえみは現在、お笑い芸人に復帰する予定はあるのですか?
A1:公式の発表や本人の発言によると、お笑い芸人としての再起やネタの再開予定はなく、「藤原史織」としての表現活動やクリエイター業に専念する方針を示しています。
Q2:with bの2人(ブリリアン)とは現在も交流はあるのですか?
A2:それぞれの道を歩みながらも、お互いの活動をリスペクトし合う関係性が伝えられており、かつてのチームワークの良さは今も根底に生き続けています。
Q3:藤原史織としての現在の主な発信場所はどこですか?
A3:主に公式SNSやポッドキャスト、エッセイなどの執筆活動を中心に、自身のライフスタイルや社会的な関心事を自身のペースで発信しています。
「ブルゾンちえみ with b」として日本中に強烈なインパクトを残した時代から数年が経過し、現在の藤原史織さんは、当時の爆発的な人気という枠を超えた、しなやかで自立したキャリアを築いています。
過去の代表作やイメージに縛られることなく、変化を恐れずに新しい表現の形を模索し続けるその姿は、時代を駆け抜けたエンターテイナーのひとつの理想的な成熟の形を示していると言えます。